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『大東亜戦争への道』(中村粲著/展転社)を、少し前から読んでいます [読んだ本について]

『大東亜戦争への道』(中村粲著/展転社)を、少し前から読んでいます。

厚い本なので、なかなか進まないけれど、具体的な資料や記録を中心に、それに対する考察も含め書き進められているので、日本史音痴の私でも、楽しく興味深く読むことができます。


日清戦争後、ソ連が条約も倫理も無視した行動などを読むと、今の中国のやっていることと同じだなぁと思うし、そのソ連の無理筋にはらがたって腹が立っていった日本国民の様子も、きっと今のようなものだったんだろうと思うし、


中国の、国共合作の後ろにスターリンの第三コミンテルンの工作が深く深く浸透していった話とか、、


ストーリーがわかるので、理解に役立ちます。

こういう歴史の本は、いいよなぁ、、と。



まだ、半分も読んでいないけど、条約や国家間の約束なんてものは、破りたいと思えば、ありとあらゆる手段を使って壊しにくるというのが、当たり前のことなんじゃないか、と思うと、今、合意を守れ!なんて言っていることの虚しさを改めて思ったりします。


相手は、自分の都合の悪い合意など決して守らないことを前提にして、対応していかないと、結局やられちゃうよな、とか。



日清戦争からの歴史を、史実に基づいて学び直す人が増えれば、今、私たちが何をすべきか、おのずと答えは見えてくるよなぁ、、と、思ったりもします。
この本、おすすめです。





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西部邁先生の訃報に接してから [雑感]

西部邁先生の訃報に接してから、YouTubeの「西部ゼミナール」を中心に、西部ワールドを観まくっています。


西部ゼミナールのような番組が地上波でやっていれば、人々の意識も変わり、日本人の知性も豊かになるだろうになぁ、、と、改めて残念に思います。

 

少し前から、近しい人には別れを告げていたと耳にもしていたので、具体的になにかおっしゃっている番組もあるのかな、と、興味もありました。

 

「この世との付き合いは、ここらでもういいだろう」とか、

「はい、もうここまで!あとは、君に任せた!」とか、

そういうご発言に触れるたびに、私の中でも、なんだか、色々なものがよぎり、、、

自分の生の始末のつけかたの選択肢を貰ったようにも感じました。

 

「政治があまりに劣化して、どんどん転がって落ちていく。後ろから呼び止めたりしたんだけど、止まらず転がり落ちていく。こりゃぁもうだめだ。あとは高見の見物とするかぁ。。」とか、色々な言葉が、心に入り込んできます。

 

色々、、

まだ暫くは、西部ゼミナールを観ようっと。。


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