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馬渕睦夫『外交虎の穴』を観て、移民問題の本質と中東情勢がわかったよ(#^^#) [雑感]

【2015年9月24日生放送ノーカット版】馬渕睦夫『外交虎の穴 日本をどう活かすか?~国家戦略としての外交~』
https://www.youtube.com/watch?v=aKgT3BiKM7U

移民問題についての馬淵睦夫氏の見解です。
4回も観てしまった(^-^;...
なるほどなぁ、、と、腑に落ちる解説でした。

まず、移民問題は、人権問題ではない、極めて高度な政治問題である、ということ。
移民、避難民、移住によって、人が動く。
貿易、金融は自由な移動が達成された。
人の自由な移動を行なえば、グローバル化が完成する。
実際にブレジンスキーなどは、そのように発言している、と。

移民の自由化というものは、世界の人々を根無し草にしてしまうということ、
國を失った人、帰属社会を失ってしまった人は、何に守ってもらうのか、ここで、世界統一政府というものが出てくる。

グローバル市場の行き着く先は、世界統一政府である、というメッセージも出ている。そのことを、安全保障の面から考えなければならないのに、メディアで取り上げられることもない。
と。

今、動画で紹介されていた新著、馬淵氏の『アメリカの社会主義者が日米戦争を仕組んだ』(KKベストセラーズ)を読んでいるのですが、その中で、アメリカの社会主義者は、グローバリストとイコールで、彼らは、国家の上に自分たちが存在するというイデ
オロギーを持った人たちであるというなことが書いてあり、そうすると、TPP等で、企業が国家を提訴できる条項などについて物議をかもしていたことも、妙に納得がいったりします。彼らが世界を支配するための流れが、グローバリズムなんだ、と。

シリアの問題についても、わかりやす語られています。
シリアの現状は、アメリカとロシアの対決であること、
等、中東問題は難しすぎてよくわからなかった私でも、
なるほどそういうことか、と理解できる見解でした。

アラブの春で何が起きたか、テロの横行と難民の排出である。
シリアでも、アメリカのネオコン勢力は、アサド政権を倒しに来ている。それを倒すのに、テロ集団を使った。イスラム国などは、それで出てきたのである。そのおかげで、アメリカは、シリア国内を、堂々と空爆することができた。だから、避難民が出た。

シリアの感覚では、上手に統治されているアサド政権を倒して、政情不安にする。
アメリカが倒してきたのは、すべて世俗国家であると。
世俗国家を倒して、宗教戦争を引き起こし、政情不安にすることが狙い、
云々、、、

日本の取るべき道は、日ロ関係の改善である。
プーチンの訪日を実現させるべき。
中国に対しても、アメリカに対しても、牽制になる。
日米同盟は必要だが、それと、日ロ関係を強化することは矛盾しない。

等など。。。

プーチンは愛国者で、アメリカは変革者
(プーチン→伝統的な価値観を守る、
 アメリカ<グローバリスト>→既存の価値観を壊す)
というのも、漠然とそう思っていたけど、やっぱりそうなのか、、、と。
(この辺りは、多分本で読んだと思うので、続きを読まなきゃ。)

動画も、あと2~3回観ると思います。(^-^;


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