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インドネシアなどの人たちが、大東亜戦争と靖国神社をどのようにみているのか、が伺えるスピーチをご紹介します [政治]

評論家の江崎道朗氏の承諾を得て、下記掲載させていただきます。

是非、ご一読を!

--ここから-- 

私の友人で、インドネシア人のイドリスノさんのスピーチ原稿が出てきた。
イドリスノさんは、インドネシアのモハマッド・ナチール(Mohammad Natsir)元首相から派遣されて日本に定住した方で、長年、日本に対してインドネシアとイスラムの素晴らしさを伝える活動をされてこられた方です。

インドネシア、そして東南アジアのイスラムの人達が大東亜戦争と靖国神社をどのように考えているのか、参考になると思いますので、紹介します。

[備忘録]
 世界イスラム連盟(本部サウジアラビア)東京特派員イドリスノ・マジッド氏(日本在住のイスラム教徒向け月刊誌『アルウンマ』発行人)

イドリスノ氏.jpg

2005年8月15日、靖国神社参道で開催された「戦歿者追悼中央国民集会」にて

 いわゆる靖国神社問題など、解決するのは簡単です。小泉首相が毎日、靖国神社に参拝し、「私たち日本人は戦没者のことを考え、これからのアジアの平和のために尽くすことを誓う」と演説すれば、やがて一部の近隣諸国も抗議することなど諦めてしまう。一国の指導者が自国の戦没者に対して敬意を表するのは当然のことだ。

 インドネシアで長らく外務大臣をしていたルスラン・アブドルガニー博士が先般、亡くなりました。戦後、オランダとの独立戦争の時に外務大臣を務めた独立戦争の英雄です。彼を看取ったお嬢さんによれば、彼は死の間際まで、日本のことを心配していました。
  欧米の残酷な支配に対抗するためには、アジア・アフリカの人々の知識水準を早く欧米の諸国並にしなければならない。その仕事を成し遂げることができるのは日本だけだ。日本はいま経済不況に喘いでいるので、一時的にはアジア・アフリカへの援助を減らしても構わない。早く日本がたち上がって、アジア・アフリカの人々を欧米諸国に対抗できるように賢くしてほしい。そのためには日本の力が必要なんだ。――彼は死の間際まで、こう語っていたそうです。涙が出ますね。

 私は、真の英雄を尊敬しない日本はおかしいと思う。いくら経済的に豊かになっても、英雄を尊敬する心を失ってしまったら、何のための経済繁栄なのだろうか。
  靖国神社の英雄のおかげで、今日の日本があるんでしょう。靖国神社の英雄のおかげで、戦後の東南アジア諸国の独立もあるし、アフリカもある。インドネシアの独立だって、大東亜戦争があったから、成し遂げることができた。それが、アジア・アフリカの平和の根本にあるのでしょう。だから、戦後六十年に経って、経済的に繁栄を遂げた日本は、是非カムバックツー靖国神社だ。戦後のアジア・アフリカの原点に立ち戻るべきだ。日本の経済的繁栄にしても、独立したアジア諸国がなけば成り立っていない。つまり、靖国神社の英雄たちがあの大東亜戦争を戦わなければ、いまの日本はないんです。

 だから、日本の皆さん、靖国神社に戻ろう、と言いたい。
  戦後、大東亜戦争のおかげでアジア諸国は独立できた。だから、私たちアジア諸国は、日本企業がアジア諸国に進出するのを歓迎した。1972年の石油危機のとき、インドネシアは、中東産油国と交渉して日本向けに多くの石油が供給されるようにしたのも、大東亜戦争を行った日本を助けなければという思いからでした。それは、日本を援助しようということではない。日本を助けるのは、私たちアジア諸民族の責任だと思うのです。使命だと思うのです。同時に、アジア諸民族が欧米諸国と経済的にも知識水準においても同等にすることは、大東亜共栄圏という理想を掲げた日本の責任であり、使命だと思うのです。

 もし日本が大東亜戦争を決行しなかったならば、我々アジア諸民族は依然として白人たちの支配下に置かれていたでしょう。中東のイスラムの同胞たちも、また、白人の支配下に置かれたままでしょう。

 日本人がアジアのことを知らず、イスラムのことを誤解しているのは仕方がない。私たちイスラムの側の説明が不足しているのですから。イスラムのことも時間がかかれば、いずれ判ってもらえるでしょう。将来は必ずわかってもらえるでしょう。
  しかし、日本人が靖国神社のことを判らないのは、ひどいことだちと思う。靖国神社のことは将来判ればいいということではない。靖国神社のことは今のことなんだ。この戦争で亡くなった日本人すべてが、日本を救った英雄たちであり、アジアの英雄なんだ。アジア・アフリカの独立のスターなんだ。
  靖国神社が、アジア・アフリカ諸国の独立のスタートじゃないですか。アジア・アフリカの独立の歴史はどこから始まったのか。靖国神社に眠る日本の英雄たちから始まったんでしゃないか。だから私たちは訴えたい。「カム・バック・ツー靖国神社」と。

 我々イスラムは、聖地メッカ、メジナ、エルサレムに巡礼に行くとともに、一日五回、聖地メッカに向かって祈りを捧げます。我々イスラムの民にとっての英雄は、モハメッドです。モハメッドの根本的な考えは、ピースつまり平和でした。イスラムとは「根本的な平和」という意味なんです。このモハメッドの精神を尊敬し、平和を守る精神を将来に向かって伝えることを信条としています。
  同様に、日本の皆さんは、アジア・アフリカのために死んだ日本の兵士たちに向かって一日五回、祈りを捧げるべきです。どんなに経済繁栄を遂げようと、アジア・アフリカのために死んだ兵士たちの精神を忘れてしまったら、意味がないじゃないですか。日本の精神を見失ってしまったら、意味ないじゃないですか。だから、靖国神社を守ることは、我々から言えば、聖地を守る戦い、つまりジハードだと思う。

 私は、フィリピンのミンダナオや、先の大地震で致命的な打撃を受けたインドネシアのアチエでイスラムの同胞たちが平和で落ち着いた毎日を送ることができるための支援活動をしていますが、その精神は、白人によって抑圧されていたアジア・アフリカの人々を助けようとした大東亜戦争の英雄たちの精神です。

 いまなお、平和で落ち着いた暮らしを脅かされている人々がアジアにもアフリカにも中東にもたくさんいます。こうした人々を助ける精神を、日本はもっと強く持ってほしい。靖国神社の英雄たちの精神に立ち戻ってほしい。

 いまの日本を見ていて一番悲しいのは、誠実な、すがすがしい愛国者の姿がアジアから見ていて、見えないことです。大東亜戦争のときの日本は、人種差別に苦しんでいたアジアの人々を救うという高い理想を掲げて懸命に奮闘してくれた。

 戦後も、アジアが政治的にも経済的にも独立国家となるために、金銭的な援助だけでなく、人材の育成、工業の育成、優秀な官僚の育成、そして何よりもベトナム戦争やカンボジア紛争といった米中ソの代理戦争をしないで済むように平和な地域としての「アセアン」の発展に協力してくれた。
  高い理想を掲げた日本よ、経済だけの日本にならないでくれ。靖国神社の英雄たちの精神を忘れないでくれ。靖国神社に参拝することは、アジア・アフリカの平和と安定のために奮闘する高い理想を掲げた日本をつくることなんだ。つまり、靖国神社こそが将来の素晴らしい日本を築いていくんだ。靖国神社の問題は、将来の日本を決めるんだ。
  皆さん、僕の考えは間違っていますか。僕は、イスラムの代表、インドネシアの代表としてここに立っているが、イスラムの人々に対しては、私は日本の代表として話しをする。そのとき、私はイスラムの同胞たちに、靖国神社の英雄のいる日本を説明し、だからこそ、日本はイスラムの味方だと話してきた。だから、日本とアジア、イスラムは同志なんだ、と。
  皆さん、日本とアジアは同志なんです。運命共同体なんです。その絆は、ここ靖国神社によって固く結ばれている。私たちアジアは日本を愛しています。日本の皆さんも、アジアを愛してください。

--ここまで--


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